過去ログ - 京介「ただいま」 桐乃「おかえり」
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61: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:38:40.98 ID:/JFVNfU00
あやせ「お兄さんと桐乃の信頼関係、ですかね。 お兄さん、自分では気付いていないのかもしれませんけど、今凄く安心した顔をしてましたよ。 それで、良いなって思ったんです。 お互いに信頼し合っているんだなって」
京介「どうだかね。 俺がもしそうだとしても、多分桐乃の方は俺のことそこまで信じきってるって訳でもねえと思うけど」
あやせ「それは、自意識過剰だとか、そう思われるのが嫌だからですか?」
62: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:39:07.92 ID:/JFVNfU00
あやせ「あはは。 ごめんなさい。 でも、桐乃を悲しませないでくださいね」
京介「当たり前だ。 それは俺自身で決めて、約束もしていることだよ」
あやせ「なら、心配いらないですね」
63: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:39:34.97 ID:/JFVNfU00
あやせ「そんなの決まってますよ。 桐乃の顔を見たら、大丈夫だなって思っちゃいましたから」
あやせ「お兄さんに桐乃と二人暮しだなんて、考えただけで気持ち悪いですけど。 ぶち殺したくなってきますけど」
あやせ「でも、桐乃にとってはそれが幸せなんだろうなって、良い事なんだろうなって思うんです」
64: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:40:07.47 ID:/JFVNfU00
京介「おお、なんだそれ、すげえ良い台詞だな。 格好良い」
あやせ「……ぶち殺されたいんですか?」
京介「すいませんでした」
65: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:40:42.53 ID:/JFVNfU00
あやせ「……この馬鹿っ!!」
言い、あやせは俺の頬を平手打ち。 そこまで本気だった訳では無いと思う。 いつもの様に、痛いって程ではなかった。
あやせ「そんなことして……どうするんですか! お兄さん、私は心配なんです!」
66: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:41:09.10 ID:/JFVNfU00
京介「俺は、馬鹿な選択だったとは思ってる。 俺にとっても、桐乃にとっても、掛け替えの無い物だったから」
京介「だけどそれでも、それと比べたとしても、俺は桐乃が大事なんだ。 大切なんだよ」
京介「あいつの気持ちも、想いも、考えも。 俺にとっては何より大切で、どんな物と比べても掛け替えの無い物なんだ」
67: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:41:36.12 ID:/JFVNfU00
あやせ「お兄さん」
あやせ「宜しくお願いします。 お兄さんなら大丈夫だと、信じてます」
京介「……ありがとな、あやせ」
68: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:42:03.18 ID:/JFVNfU00
あやせ「そうでした、一つお願いがあります」
京介「前に言ってたのとは違うお願い、か?」
あやせ「ええ。 それとは違う、これからのことについてのお願いです」
69: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:42:30.89 ID:/JFVNfU00
あやせ「もう。 そんなこと言う訳無いじゃないですか」
あやせ「では、お兄さん。 お願いがあります」
そしてあやせは笑顔のまま、お願いを口にした。
70: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:43:36.59 ID:/JFVNfU00
京介「……随分話が吹っ飛んだな」
あやせ「そうですか? 私的にはそうでもない気がしますけど」
京介「周りから見たらってこと?」
71: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:44:03.25 ID:/JFVNfU00
あやせ「それで、お願い聞いてくれますか?」
外していた視線を戻し、あやせの顔をしっかりと見ながら。
京介「悪いが、俺にはそれを聞くことはできねえよ」
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