過去ログ - 京介「ただいま」 桐乃「おかえり」
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64: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:40:07.47 ID:/JFVNfU00
京介「おお、なんだそれ、すげえ良い台詞だな。 格好良い」
あやせ「……ぶち殺されたいんですか?」
京介「すいませんでした」
65: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:40:42.53 ID:/JFVNfU00
あやせ「……この馬鹿っ!!」
言い、あやせは俺の頬を平手打ち。 そこまで本気だった訳では無いと思う。 いつもの様に、痛いって程ではなかった。
あやせ「そんなことして……どうするんですか! お兄さん、私は心配なんです!」
66: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:41:09.10 ID:/JFVNfU00
京介「俺は、馬鹿な選択だったとは思ってる。 俺にとっても、桐乃にとっても、掛け替えの無い物だったから」
京介「だけどそれでも、それと比べたとしても、俺は桐乃が大事なんだ。 大切なんだよ」
京介「あいつの気持ちも、想いも、考えも。 俺にとっては何より大切で、どんな物と比べても掛け替えの無い物なんだ」
67: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:41:36.12 ID:/JFVNfU00
あやせ「お兄さん」
あやせ「宜しくお願いします。 お兄さんなら大丈夫だと、信じてます」
京介「……ありがとな、あやせ」
68: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:42:03.18 ID:/JFVNfU00
あやせ「そうでした、一つお願いがあります」
京介「前に言ってたのとは違うお願い、か?」
あやせ「ええ。 それとは違う、これからのことについてのお願いです」
69: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:42:30.89 ID:/JFVNfU00
あやせ「もう。 そんなこと言う訳無いじゃないですか」
あやせ「では、お兄さん。 お願いがあります」
そしてあやせは笑顔のまま、お願いを口にした。
70: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:43:36.59 ID:/JFVNfU00
京介「……随分話が吹っ飛んだな」
あやせ「そうですか? 私的にはそうでもない気がしますけど」
京介「周りから見たらってこと?」
71: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:44:03.25 ID:/JFVNfU00
あやせ「それで、お願い聞いてくれますか?」
外していた視線を戻し、あやせの顔をしっかりと見ながら。
京介「悪いが、俺にはそれを聞くことはできねえよ」
72: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:45:12.97 ID:/JFVNfU00
京介「お、落ち着け!! こんなとこで包丁を取り出すんじゃねえよ!!」
あやせ「どうしてそういう解釈をするんですか! 私が懐から突然に包丁を出したことなんてありましたか!?」
京介「めちゃくちゃあった気がする! ねえかもしれないけど、俺の中ではお前イコール包丁なんだよ!」
73: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/15(月) 19:45:39.40 ID:/JFVNfU00
京介「お前を呼ぶのは俺じゃないからだよ。 声が掛かるとしたら桐乃から、だと思う」
あやせ「……なるほど。 そういうことですね」
京介「ああ、そうだ。 だからお前のそのお願いを俺が聞くことはできねえ」
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