過去ログ - 京介「ただいま」 桐乃「おかえり」
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745: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/26(金) 13:02:08.18 ID:wpY9u+d00
こんにちは。
乙、感想ありがとうございます。
投下致します。
746: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/26(金) 13:03:34.87 ID:wpY9u+d00
京介「うし。 行くぞ、桐乃」
桐乃「行くってどこにー? この辺なーんも無いじゃん」
京介「何も調べなかった訳じゃねえんだよ。 ここに来るまでの道のりは見落としてただけだって。 小さいけど祭りあるみたいだしさ。 また行きたいってお前言ってたろ?」
747: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/26(金) 13:04:00.78 ID:wpY9u+d00
あの後、桐乃がいつもの調子を取り戻すまでに結構な時間を使い、今はもう夕方。
夏といえば……祭り、海、旅行。 色々あるが、俺は桐乃と過ごせればそんなのは割りとどうでも良かったりする。 こいつが楽しければ俺も楽しいし、こいつが幸せならば俺も幸せだ。 つまりはそういうこと。
少し前に祭りには行ったから、目新しさなんてのは無いと思うが、それでも別に良い。 俺はただ、こいつの笑っている顔が好きなのだ。
748: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/26(金) 13:04:38.08 ID:wpY9u+d00
桐乃「ふひひ」
屋台が並ぶ中、俺と桐乃は歩いている。 隣を歩く桐乃の表情は言葉通りの物で、それを見て俺は自然と声を掛けた。
京介「……嬉しそうだな」
749: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/26(金) 13:05:10.93 ID:wpY9u+d00
京介「小さい祭りだししょうがないだろ。 でもお前嬉しそうじゃねえかよ」
桐乃「だ、だって……メルルのお面とかヤバくない? ふひ」
さっきそんなこと無いって言ってなかったっけ? こいつ。 良くある事だから突っ込まないけどさ。
750: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/26(金) 13:05:36.61 ID:wpY9u+d00
ま、まあまだ許容範囲内ではあるし、あまりにも増えて行く様だったらその時考えれば良いか。 思考放棄じゃないぞ。 俺は桐乃を信じているだけだからな!
……本当に大丈夫かな。
桐乃「あ、そーだ。 京介」
751: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/26(金) 13:06:05.30 ID:wpY9u+d00
京介「……どういうこと?」
桐乃「だから、修学旅行があるの。 それで三日間居ないって話」
京介「そ、そっか」
752: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/26(金) 13:06:35.43 ID:wpY9u+d00
そりゃあ寂しいっちゃ寂しいけどな。 だけど別に耐えられないって程でも無いだろ……多分。 仮にも一応一人暮らしをしていた訳だしな。
桐乃「ま、寂しく無いように黒猫とか沙織には言っておくからさ。 適当な遊び相手になってあげて〜って」
桐乃「でも、ヘンなことしたら殺す」
753:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/26(金) 13:06:48.21 ID:F41xen+k0
ここで少し関係ない話をするが、
あえてこの場面で言わせてもらう。
俺は桐乃が大切だ。
桐乃を大切に思うからこそ、今は桐乃と体を重ねることはできない。
そんなことしなくても、愛を確かめ合うことなんてできるからな。
754: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/26(金) 13:07:02.16 ID:wpY9u+d00
京介「だって、なんだよ?」
桐乃「な、なんでもないっ! 気にすんなっ!!」
京介「そ、そうか……? お前がそう言うならそれ以上は聞かないけど」
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