過去ログ - 京介「ただいま」 桐乃「おかえり」
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756: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/26(金) 13:08:01.99 ID:wpY9u+d00
どこでどの様にこの信頼を得られたのかは不明だが、桐乃がそこまで言うのなら信用してくれているってことだろうな。 理由が不明で、ちっと怖いが。
桐乃「ね。 なんか食べ物買ってさ、ちょっと座って話さない? 前みたいに」
京介「おっけ。 んじゃあ買いに行こうぜ。 一緒に」
757: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/26(金) 13:08:29.38 ID:wpY9u+d00
京介「しっかし、もう夏も終わりだなぁ」
桐乃「だね。 どうだった? 今年の夏」
俺と桐乃は手頃な場所にあったベンチに座り、しばしの休憩。 距離はいつもより近い気がする。
758: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/26(金) 13:08:56.70 ID:wpY9u+d00
言いながら、桐乃は俺の肩に頭を預ける。 その頭を俺は、自然に撫でる。
俺に寄り掛かったまま何も言わない桐乃を見て、ふと思う。
京介「長かったな」
759: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/26(金) 13:09:23.02 ID:wpY9u+d00
桐乃「これから、大変だろうね」
京介「そりゃあな。 お前と居るといっつも大変なことしか起きないからなぁ」
笑って、桐乃の顔を見る。 桐乃も自然と、笑っていた。
760: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/26(金) 13:09:49.11 ID:wpY9u+d00
桐乃「……ストップ。 今の台詞もっかい言って」
京介「……今は彼女でもある訳だし?」
桐乃「……よし。 オッケ。 いいよ、続けて」
761: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/26(金) 13:10:14.84 ID:wpY9u+d00
桐乃「うっさい。 いいから続けるの。 早く」
京介「へいへい……」
京介「ええっとだな、それで」
762: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/26(金) 13:10:41.57 ID:wpY9u+d00
桐乃「ちょ、ちょっと待ってね……よし」
桐乃「も、もっかい言って。 今の」
京介「またかよ……」
763: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/26(金) 13:11:08.48 ID:wpY9u+d00
京介「なんだよ!? お前が言えって言ったんじゃねえか!」
桐乃「よ、予想以上だったから、やっぱいい。 あたしが危ない」
京介「……お、おう」
764: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/26(金) 13:11:47.84 ID:wpY9u+d00
桐乃「え? 終わり?」
それはどうやら、俺だけだったらしい。
京介「……まだお前を褒めなきゃいけねえの?」
765: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/26(金) 13:12:21.80 ID:wpY9u+d00
京介「じゃあ、一日一回桐乃は俺に好きだって言わなきゃいけないルール知ってるか?」
桐乃「そんなの知らないし、知りたくもないっつーの」
ふいっと顔を逸らす桐乃を見て、昔の面影をちょっとだけ感じる。
766: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/26(金) 13:12:49.22 ID:wpY9u+d00
桐乃「もう? まだ全然楽しめてないんですケドぉ」
京介「いいからいいから、ほら。 早く行くぞ」
桐乃「……京介がそーゆうなら、別に良いケド」
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