過去ログ - 京介「ただいま」 桐乃「おかえり」
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778: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/26(金) 13:20:54.67 ID:wpY9u+d00
桐乃「な、なんでもない! 良いから早く買ってきてよ!!」

記憶を辿っても思い当たることは一つしか無いが……。 ま、まあ行くか。 俺に見える範囲内だし、な。

……ていうか金渡されてねーけど、これって俺が奢らないといけないのかね。 別に奢るのはいいけどな。
以下略



779: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/26(金) 13:22:38.23 ID:wpY9u+d00
で、自販機の前に到着。

京介「うお、すげえ。 このクソ暑い中、あったかい飲み物売ってるぞ……」

……間違えた振りをして温かいのを桐乃に渡してみようか。
以下略



780: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/26(金) 13:23:05.72 ID:wpY9u+d00
「桐乃、買ってきてやったぞ」

「さんきゅ」

「……ってこれなんで温かいヤツなの!? 冷たいのが飲みたいって言ったんですケドぉ!」
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781: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/26(金) 13:23:32.15 ID:wpY9u+d00
で、後日。

「お兄さん。 桐乃に何をしたんですか?」

「え、え? 別に、何もしてないけど……」
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782: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/26(金) 13:24:25.39 ID:wpY9u+d00
「はい? それで桐乃が自殺したらどうするんですか!」

「自殺するの!? 俺が買った飲み物が温かかったから!?」

「そうです。 お兄さん、この場合どうなるか分かりますか」
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783: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/26(金) 13:24:53.51 ID:wpY9u+d00
俺は黙って冷たいお茶を買うことにした。 危うくあやせに殺されるところだったぜ。 あの女、なんてことを考えてやがるんだ。 まさかこんな場面でバッドエンド直行の選択肢があるなんてな……。

俺の人生、これから先も苦労は絶えなさそうだ。

てか、こういうのを死亡フラグとかいうのかな。 なんてことを思いつつ、桐乃の元へと戻る。
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784: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/26(金) 13:25:20.19 ID:wpY9u+d00
京介「いや、何でも無い。 大丈夫」

桐乃「ふうん? あ、お金後で渡すね」

京介「ああ、良いよ奢りで」
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785: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/26(金) 13:25:47.73 ID:wpY9u+d00
京介「ん? キスのお礼」

桐乃「な、ななななああ!? わっ忘れろ!!! 忘れろ忘れろ忘れろっ!!!」

京介「……あれを忘れろってのは無理な話だと思うけど」
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786: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/26(金) 13:26:13.45 ID:wpY9u+d00
桐乃「ふう……! ふう……!」

京介「わ、分かった。 言わない。 これ以上は言わない。 は、ははは」

後で恥ずかしがるくらいなら、最初からやめておきゃいいのにな。 まあ、俺も今になってこの冷静さを取り戻している訳だけど、あの瞬間は正直ヤバかったけども。
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787: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/26(金) 13:26:45.36 ID:wpY9u+d00
桐乃「……あ、あたしとキスした感想、どうだったかって聞いてんの」

馬鹿じゃねえのこいつ!? なんで忘れろって言ったことの感想を俺に聞いてんの!? ていうか素直に感想とか言える訳ねーだろ!! どんな質問だっつーの!!!

京介「い、言わないと駄目か……?」
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