過去ログ - 京介「ただいま」 桐乃「おかえり」
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859: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/29(月) 13:16:52.58 ID:aRmYB5mg0
桐乃「もし逃げたら帰ってから殺す」

つまり、黙って今からされることを受け入れろってことか? 嫌だよ俺はまだ死にたくねえし!

京介「落ち着け桐乃! 目的は違うだろ!? そんなことしてる場合じゃねえって!」
以下略



860: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/29(月) 13:17:51.08 ID:aRmYB5mg0
桐乃はやがて俺の目の前までくると、怒りも混ざっている笑顔を向け、水の中へと潜っていく。

……な、なんでこいつは潜ったんだ。 あまり良い予感がしねえんだけど。

結局その予感は見事当たり。 桐乃はそのまま俺に近づき、あろうことか俺の水着に手を掛けた。
以下略



861: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/29(月) 13:18:24.14 ID:aRmYB5mg0
桐乃「なに? なんかいった?」

京介「なんかいったじゃねえええええええよ!! お前それはヤバイだろ!?」

桐乃「ヤバイって何がどうヤバイの?」
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862: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/29(月) 13:19:06.13 ID:aRmYB5mg0
桐乃「チッ……うっさいな。 いいから黙って大人しくしてろっての」

この数十秒の会話の最中、桐乃は延々と俺の水着を引っ張ってくる。 それを必死にガードしながらの会話という訳だ。

京介「ここで俺が「分かった」って言ったらただの変態じゃねえか! てかお前も大分変態だよな!?」
以下略



863: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/29(月) 13:19:32.99 ID:aRmYB5mg0
そんな言い合いを続けながら、いつこの言い合いが終わるのかと思ったとき。 後ろから声が掛けられる。

「あの、他の方の迷惑になりますので……」

必ず居るであろう監視員の方だった。
以下略



864: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/29(月) 13:20:02.50 ID:aRmYB5mg0
桐乃「チッ……あんたの所為で怒られたじゃん」

京介「……俺の所為か?」

その後少し泳ぎ、今は休憩中。 設置されている椅子に俺たちは並んで座っていた。
以下略



865: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/29(月) 13:20:41.50 ID:aRmYB5mg0
桐乃「ほ、ほ〜う。 それなら京介があたしを太ったとか言ってなければ、あたしは行くとか言わなかったし」

京介「な……! き、桐乃がじゃんけんで勝ってケーキ貰わなければ、俺はそんなこと言わなかったし」

桐乃「……っ! 京介がじゃんけん弱くなければ、そうはならなかったし!?」
以下略



866: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/29(月) 13:21:09.14 ID:aRmYB5mg0
京介「へ、へえ。 ならお前が俺に惚れてなきゃ同棲なんてしてなかったし!」

桐乃「一緒でしょ! あんたがあたしに惚れてなかったら同棲してなかったし!」

京介「うっせ! 桐乃が妹じゃなかったら俺はお前に惚れてなかったし!」
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867: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/29(月) 13:21:39.06 ID:aRmYB5mg0
桐乃「てか、あんたのはマジ? あたしが妹じゃなかったらっての」

京介「……わかんね。 でも妹じゃなかったとしても惚れてたかもしれん。 会えてたら、だけど」

桐乃「……ならよし」
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868: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/29(月) 13:22:05.14 ID:aRmYB5mg0
京介「いやだから、俺たちが兄妹じゃなかったらこうはなってなかったかもしれん」

桐乃「……まあ、確かに」

京介「ってことはだな、桐乃。 お互い様じゃね? これ」
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869: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/29(月) 13:22:32.04 ID:aRmYB5mg0
京介「……はぁ。 分かった。 俺が悪かったよ、桐乃」

そして結局俺はこう言ってしまうんだけども。

桐乃「分かればいいよ。 許してあげる」
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