過去ログ - 京介「ただいま」 桐乃「おかえり」
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962: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/31(水) 13:02:39.56 ID:qb8o4Hly0
京介「これで今日も一日頑張れそうだぜ。 へへ」

思いながら画像を開くと、そこには桐乃では無くりんこりんが居た。

京介「あ、あの野郎……!」
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963: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/31(水) 13:03:30.69 ID:qb8o4Hly0
赤城「おーう。 ドタキャン高坂! 元気してたかあ!?」

京介「悪かったって……頼むからそのあだ名で呼ぶのをやめてください赤城さん」

いきなり呼ばれたぞ。 顔を見た瞬間そう言ってくるって、赤城の中では結構恨みが募っている可能性があるぜ。
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964: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/31(水) 13:04:00.32 ID:qb8o4Hly0
赤城「いやいや、それがさー。 今日めっちゃ良いことあったんだよね、俺」

京介「ふうん。 で、今日はどこに遊びに行くわけ?」

赤城「おまっ、そこはあれだろ? 「どんな良いことがあったんだ?」って聞く所じゃねえかよ!」
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965: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/31(水) 13:04:53.59 ID:qb8o4Hly0
なんでこいつは勝手に語り始めてるんだ。 ひと言も俺は聞きたいなんて言ってなくね?

赤城「俺は今日ここに来るために着替えなきゃいけなかったから、でもちっと自分の部屋で着替えるのが面倒でリビングで着替えてたんだよ。 風呂あがりだったしな」

多分、聞いても聞かなくてもどうせこいつは全部話すんだろうよ。 なら大人しく聞いてやるか。
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966: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/31(水) 13:05:24.07 ID:qb8o4Hly0
京介「そりゃ家の中だしな。 会うだろう」

赤城「んでよー。 瀬菜ちゃんってば「お兄ちゃん筋肉前より付いてるね」って言って体触ってくんの! 朝からテンション上がっちまったぜぇ!」

京介「そりゃ良かったな……」
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967: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/31(水) 13:05:50.23 ID:qb8o4Hly0
赤城「分かれば良い。 俺の前では二度とその台詞を出すなよ。 分かったな」

京介「……へいへい」

そして、赤城は最後にこう締める。
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968: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/31(水) 13:06:17.43 ID:qb8o4Hly0
京介「……あ?」

赤城「ん? どした、高坂。 その目は? 前に勝負して分かったろ?」

京介「お、お前な……桐乃は」
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969: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/31(水) 13:06:51.12 ID:qb8o4Hly0
多分……多分だが、ここが俺と赤城の違いなのだろう。

昔は一緒だったかもしれない。 俺も赤城も、妹のことを自慢していて。

だけど今は、俺は言いたく無かった。 桐乃との話を……思い出を。
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970: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/31(水) 13:07:18.37 ID:qb8o4Hly0
横で歩く赤城が話し掛けてくる。 俺はそれを聞いて一旦思考を止め、赤城の方に顔を向けた。

赤城「お前、なんか今日はテンション低いっつうか、顔色悪いっつうか、そんな感じなんだけど、なんかあったのか?」

……やっぱそうかよ。 自分でも分かっちゃいるが。
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971: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/31(水) 13:07:49.38 ID:qb8o4Hly0
京介「別に、なんでもねーよ。 つっても、良いことならあったかもしれんが」

赤城「ふうん。 どんなの?」

言われ、朝のやり取りを思い出す。 桐乃が行って来ますと言って、俺が行ってらっしゃいと返して。
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