過去ログ - 京介「ただいま」 桐乃「おかえり」
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967: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/31(水) 13:05:50.23 ID:qb8o4Hly0
赤城「分かれば良い。 俺の前では二度とその台詞を出すなよ。 分かったな」

京介「……へいへい」

そして、赤城は最後にこう締める。
以下略



968: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/31(水) 13:06:17.43 ID:qb8o4Hly0
京介「……あ?」

赤城「ん? どした、高坂。 その目は? 前に勝負して分かったろ?」

京介「お、お前な……桐乃は」
以下略



969: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/31(水) 13:06:51.12 ID:qb8o4Hly0
多分……多分だが、ここが俺と赤城の違いなのだろう。

昔は一緒だったかもしれない。 俺も赤城も、妹のことを自慢していて。

だけど今は、俺は言いたく無かった。 桐乃との話を……思い出を。
以下略



970: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/31(水) 13:07:18.37 ID:qb8o4Hly0
横で歩く赤城が話し掛けてくる。 俺はそれを聞いて一旦思考を止め、赤城の方に顔を向けた。

赤城「お前、なんか今日はテンション低いっつうか、顔色悪いっつうか、そんな感じなんだけど、なんかあったのか?」

……やっぱそうかよ。 自分でも分かっちゃいるが。
以下略



971: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/31(水) 13:07:49.38 ID:qb8o4Hly0
京介「別に、なんでもねーよ。 つっても、良いことならあったかもしれんが」

赤城「ふうん。 どんなの?」

言われ、朝のやり取りを思い出す。 桐乃が行って来ますと言って、俺が行ってらっしゃいと返して。
以下略



972: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/31(水) 13:08:19.17 ID:qb8o4Hly0
京介「はあ!? ニヤついてねーし!! 何言ってんだお前!?」

赤城「明らかに動揺してますよね高坂さん! てかどう見たってめっちゃ嬉しそうにしてたじゃねえか!? 正直ちょっと引いたぞ!!」

京介「そりゃあれだ、気のせいだな。 俺はいつも通りにお前と居る時はニヤつくことなんて滅多にない」
以下略



973: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/31(水) 13:08:53.95 ID:qb8o4Hly0
京介「……冗談だっつうの。 良いからとっとと歩けよ。 瀬菜のお使いとかもあるんだろ?」

赤城「まあな。 さて、お前もいつも通りになったことだし、気合い入れていくか!」

俺は最初からいつも通りだっつうの。 そんで、そんな気合い入れて俺たちはどこに行くんだ……?
以下略



974: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/31(水) 13:09:38.51 ID:qb8o4Hly0
京介「瀬菜のお使いってどこ行くの?」

赤城「決まってるだろ。 ホモゲーとか、色々だよ」

そうだよなぁ。 俺の友達の妹のお使いが普通なわけがない!
以下略



975: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/31(水) 13:10:05.79 ID:qb8o4Hly0
その後、昼頃までは赤城と遊び、午後からはいつものメイド喫茶。

遊んだというよりは買い物に付き合わされたといった感じだが。

……内容は割愛させてもらおう。 ひと言で済ませるなら、察しろ。
以下略



976: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/07/31(水) 13:10:33.56 ID:qb8o4Hly0
京介「そりゃあちっとは寂しいけど、そんな大袈裟に言う事でもねえだろ。 一応言っとくが、桐乃の代わりでとかじゃないからな?」

黒猫「分かっているわよ、一々言われなくとも。 それにもしそうだとしても無理よ。 あの女の代わりなんて、あなたにとっては誰も居ないのでしょう?」

京介「……まあ、そうだけど」
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