過去ログ - 恵美「もしも魔王の正体に気づかなかったら」短編集
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/13(土) 19:16:13.99 ID:OcKQEmd6o
アラス・ラムス「まま、あたしあけるの!」

恵美「はいはい」

魔王城に着き、ドアを開けたがるアラス・ラムスを抱っこする。
まだ取っ手まで背が届かないのだ。
しかし、どうして子供というのはこういうことをしたがるのかしらね?

中に入れば、

芦屋「……これに菓子など買ってやる気が起きるか?」

恵美「……いいえ」

日陰でノートパソコンを開きつつ寝落ちしたらしい堕天使の姿があった。
これがかつての大天使筆頭というのだから、天界の胡散臭さここに極まれりだ。

芦屋が電気の無駄遣いを防ぐべくパソコンを閉じる。
ついでに漆原を踏みつけようとしたが、起こすほうが面倒と考えたか、思い留まったようだ。

恵美「アラス・ラムス、お菓子食べる前に……」

アラス・ラムス「しってる。てあらい、うがい!」

恵美「うん、良い子」

得意顔のアラス・ラムスを再び抱っこし、台所に持ち上げる。


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