過去ログ - 恵美「もしも魔王の正体に気づかなかったら」短編集
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35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/13(土) 19:25:34.24 ID:OcKQEmd6o
顔を離し、驚きに目を見開いている彼に言う。

恵美「ね。……あれ、使わない?」

あれ、とは先日購入した子供用布団である。
アラス・ラムスには悪いが、親には親だけの時間も必要なのだ。

真奥「……弟か妹が欲しいんだっけか? 給料厳しいなぁ、おい」

恵美「そうよ。きっとこの子だって……」

言葉が止まる。
視線を向けたベッドの中央には、いつの間にか覚醒し目を輝かせるアラス・ラムスの姿。

アラス・ラムス「ちゅー?」

恵美「きゃああああああ!」

真奥「うぉおおおおおお!」

真似をしてか、唇を尖らせるアラス・ラムスに驚き、思わず飛び退く。
これは……これは色々と、まずい!

アラス・ラムス「ぱぱとまま、ちゅーしてた」

……どこでそんな言葉を覚えた!
あいつか、あの魔王城の不良債権の穀潰しか!?


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