過去ログ - 恵美「もしも魔王の正体に気づかなかったら」短編集
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/13(土) 19:08:41.61 ID:OcKQEmd6o
電車の椅子に座って、窓から外の風景を眺めるアラス・ラムスに注意する。

恵美「こら、アラス・ラムス、お靴脱ぎなさい」

アラス・ラムス「あん、やーの」

真奥「アラス・ラムス、ままの言うこと聞かなきゃめっだぞ」

彼にそう言われると素直に足を差し出すアラス・ラムスだった。
まったく、ぱぱの言うことは素直に聞くんだから。
やっぱり私が、言ってみれば継母みたいなものだからかしら。
それとも子供はそんなものなのかな。

私達は今、三人で聖蹟桜ヶ丘へ向かっている。
大きいショッピングセンターがあると梨香に教えてもらったのだ。

外を見ていたアラス・ラムスが顔を輝かせた。

アラス・ラムス「ぱぱ、まぐろばと!」

真奥「ん?」

恵美「マグロナルドのことみたいよ」

真奥「ああ……言いにくいもんな」

この子はマグロナルドでぱぱが働いてることを認識しており、最近あそこで食事をしたがって仕方ない。
まだ離乳食に毛が生えたような食事をしているこの子には早く、困っているのだ。


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