109: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/22(月) 21:41:54.18 ID:xnES6JJd0
「治ってる、な」
「だろうね」
「けど忍野。それが何だっていうんだよ」
あの日、僕は忍に血を吸ってもらっていた。
流石に瞬間的に治るっていうのは無理かもしれないけれど、それでも少し時間があればあの程度の傷は治ってしまう。
「いや、殺人鬼くんに聞いた話だけどね。阿良々木くんをここに運ぼうとした時にはもう、傷なんてなかったそうだ」
「………………………」
「二人の話を聞いた限りだと、階段から落ちてから直に殺人鬼くんは目覚めたらしい。じゃあ何故阿良々木くんの傷は治っていたのかと言うと」
忍野は言った。
「それは単純に、鬼と阿良々木くんの相性が良かったからなんだよね」
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