128: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/28(日) 22:40:10.56 ID:H4pbzEV60
「零崎………さん?」
北白蛇神社に着いた僕の目の前に、それは立っていた。
神原駿河と較べると、怪異とその身体を一つにしているのにも関わらず、外見に大きな差異は見受けられなかった。
ただし。
たった一つ。
その手に、恐ろしく人を殺しやすそうな刀を握っている以外は。
もちろん、僕は刀について詳しいわけでもないし、また、刀とはどれも人を殺すという意味合いも含まれているだろう。
けど、その刀が他のそれとは圧倒的に違うことが、一目でわかった。
それは、戦闘のためでも殺戮のためでも、はたまた殺害のためでもない。
どこまでも、殺人のための刀だった。
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