129: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/28(日) 22:40:59.48 ID:H4pbzEV60
「……………………………」
僕がそんな事をボケっと考えている内に、どうやら、鬼は僕に気付いたようだ。
「やるしか、ないよな」
鬼はゆっくりとこちらに近付いてくる。
まるで獲物を見定めるように。
今回僕がやることは、時間稼ぎだ。
そういえば、零崎さんが失敗したら、鬼が僕を殺せないと判断するまで戦い続けるしか、殺され続けるしかないらしい。
そして、もしそう判断されても、鬼が消えると同時に零崎人識という個人も消えてしまうとか。
………………………。
失敗した時のことは考えるな。
そこは、零崎さんを信じるしかない。
今は目の前のあいつに集中を……………
「ぐっ!?」
いつの間にか。
「がああああああああああっ!?」
またぞろ僕は片足を失っていた。
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