59: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/16(火) 21:25:26.73 ID:wCCdqHPx0
「えっ、零崎さん?」
「やあ、待ってたよ。阿良々木くん」
いつものように忍野に迎えられた僕は、しかし、いつもとは違った光景を目にしていた。
忍野の近くには、零崎さんがいたのである。
いや、そのこと自体は別に問題ない。
それはたしかにいつもと違う光景ではあるが、おかしな光景ではない。
問題は、零崎さんの身体がロープでぐるぐる巻になっているということだ。
「おい忍野。これはいったいどういうことなんだよ」
「あー、俺のことなら気にしないでいいぜ」
「いや、そう言われても………」
昨夜知り合ったばかりとはいえ、知り合いがロープで身体を拘束されていれば、気にならないわけがない。
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