67: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/16(火) 21:31:24.63 ID:wCCdqHPx0
「なあ、あいつはなんでお前の頼みを請けたんだ?」
二人で元いた教室に戻った後、人識はメメに問いかけた。
「俺があんたの頼みを聞くのは、まあしょうがないとして。あいつには、何かお前の言う事を聞く理由があんのか?」
別段興味があったわけでもないが、見たところ普通の高校生である暦が、こんな廃墟で暮らす半ばホームレスみたいなメメの頼みを聞くことを、人識は若干不思議に思っていた。
「ああ、僕は阿良々木くんにちょっとばかし貸しがあってね。それを返して貰う為に、時々こうして頼みを聞いてもらってるんだよ」
「貸しだ?」
「うん。ざっと五百万」
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