79: ◆m7QL2KBO9Y[saga]
2013/07/19(金) 21:52:09.35 ID:JGHnRmSz0
「……訂正します。あいつには、ちょっとばかり洒落にならないくらいの借りがあるんで、仕方ないんですよ」
「たしかにその額は、ちょっと洒落になってねえわな」
零崎さんには、少なからず図々しい印象があったので、もしかしたら五百万の理由を聞かれるかもしれないとも思ったけれど、そんなことはなかった。
どうやら、野次馬心みたいなものは、あまり持ち合わせていないようである。
「けど、いくらあいつの頼みを聞かなきゃいけない立場っつっても、なにも知らされないままで、不安じゃねえのかよ。もし、ヤバい仕事とかだったら、どうすんだ?」
「それは………」
考えてもみなかった。
忍野が僕に、零崎さんが言うところのヤバい仕事ってのを任せる事だって、可能性としては充分に有り得ることなのに。
まったく。どうやら僕は、気づかない内に、自分が考えている以上に、あいつの事を信頼してしまっているのかもしれない。
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