過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.15
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26: ◆.a46lvF.pU[saga sage]
2013/07/16(火) 06:35:55.93 ID:XDOOkMnM0
そう言って、わたしはクローゼットにしまっておいた段ボールを取り出す。

その中から羽を取り出す。

い、いきます!!!

まずは軽く羽をお兄さんの顔の上で走らせる。

「う、うわ!!」
「きゃ」
「い、今のなに?」
「さ、さあなんでしょう?当ててみてください!!」
「俺はクイズしに来たんじゃねえよ!!」
「い、いいんですか?わたしにそんな言い方をして」

わたしは羽をお兄さんの顔、首筋、体と這わせていく。

「くっ」

お兄さんはこそばそうに体を震わせる。

「それで、何かわかったんですか?」
「わかんねえよ、服の上から触れただけで分かるとかエスパーか!?」
「そうですか、それでは失礼して」

わたしはお兄さんのTシャツをまくって、羽を脇腹辺りに走らせる。

「え?ちょ!っく、こ、こしょばいからやめろ!」
「これが何か当てたらやめてあげます」
「相談はどうしたんだよ!!」
「これが相談なんです」
「はあ!?わけわかんねえよ!」
「わたしには一定の目的があってこうしてます。
お兄さんには分からなくてもこうしていることでわたしの相談は解決されるんです」

「マジか!!?」
「マジです」

ちょろいですねこの人。
相談といえば何しても許されそうな勢いです。

まあでも、目的もなくやってるわけでは当然ありません。


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