過去ログ - 青年「君が俺に惚れたら『それ』取ってよ」
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42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/18(木) 19:08:56.22 ID:Ii3QxG/8O
青年「二人こそ、何を話してたんだ?」

姫「赤いリボンお揃いですねっていう話だよ」

青年「ああ……」

先生「おお。そのリボン、祝福されてるねえ」

青年「……」

少女「……」

先生「まあ珍しいものでもないかあ。便利だよねえ。ちょっとくらいの傷だったらすぐに治っちゃう」

姫「私はよく転ぶので、重宝してます」

先生「これから転びそうになったときは、僕が支えてあげるよお」

青年「姫の隣を歩くのは俺だ」

姫「兄さん……」

先生「……なんて頑固なんだろうねえ。この人は」

少女「頑固な上に馬鹿ですよ」

先生「坊やのこと、よく知ってるんだねえ」

少女「数日程度の付き合いです。それだけで性質が分かってしまうほど、彼は単純なんです」

先生「ふうん」

少女「なんですか。その笑みは」

先生「僕はいつもこんな顔さあ」

青年「何こそこそ話してるんだ? 宿を出るぞー」


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