過去ログ - 青年「君が俺に惚れたら『それ』取ってよ」
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60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/26(金) 09:42:56.99 ID:/BXOeOM6O
数時間後。


姫「……なんとなく歩いて来ましたけど、すっかり暗くなってしまいましたね」

青年「姫、脚は痛くないか?」

姫「うん。ありがとう」

先生「お嬢さんは大丈夫?」

少女「心配ありません」

姫「先生、この辺りに宿屋はありませんか?」

先生「ご存知の通り、僕は国を滅多に出ないからねえ。知らないなあ」

少女「野宿ですか」

青年「駄目だ。姫にそんなことはさせられない」

少女「……」

先生「なんで森の中で迷っちゃったんだろうねえ。普通に歩いてたら、日没までに橙の国に着いていたはずなのにねえ」

青年「先生が『近道があるよお』なんて言って、道を外したからだろう」

少女「舗装されている道は直線の一本道なんですから、それ以上の近道なんて無いことにどうして気付かなかったんでしょうね。馬鹿だからですか」

青年「それ、自分で自分の首締めてるよ」

姫「うー……寒い」

先生「僕の髪を首に巻くかい? 魔法で温かくできるよお」

姫「えーと……それは遠慮させていただきます」

青年「姫、こっちにおいで」グイッ


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