過去ログ - 妖夢「これがソードアート・オンラインですか」
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21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/15(月) 09:19:38.75 ID:yDP7SWGp0
●第一〇〇層・紅玉宮最奥

ヒースクリフ「待っていたぞ諸君……って、すごい人数だな」

妖夢「攻略組、三レイド、一四〇人よ」

ヒースクリフ「たしかにこの大所帯で戦っていれば、ほとんど人死には出そうにないな」

キリト「久しぶりだな。覚悟、茅場晶彦!」

ヒースクリフ「さて、大勢で乗り込んできたところ悪いが、
       この深紅に染められた空間は見ての通り局所的な圏内で、
       私もシステム上、一般プレイヤー扱いだ」

キリト「…………」

ヒースクリフ「つまり私を倒す手段はデュエルモードしかなく、
       同時に戦うことが許される人数は、わずか一人でしかない」

ディアベル「なんだと! 俺の絶対無敵なゴルディオンハンマー戦術が使えない!」

ヒースクリフ「本来なら全プレイヤー中で最大の反応速度を持ち、勇者の役割を担ったキリトくん、
       きみが魔王たる私の相手となるはずだったのだが、
       あえて私が描いたシナリオ外の相手で決着を付けさせてもらおう――妖夢くん」

キリト「ヨウム? ヨームじゃないのか」

妖夢「……あなた、私の正体を知ってるのね」

ヒースクリフ「ああ。よく知っているとも。白玉楼の防人、幻想郷最強の女流剣士、魂魄妖夢くん」

クライン「おいてめえ! リアルばらしは最大のマナー違反だぞ!
     ……メモメモ、コンパクヨウムちゃん」

妖夢「ク、クラインさん?」

クライン「リアルに戻ったとき、名前を知っておかねえと、会えないだろうがよ」

妖夢「まったくもう……勝手な人ですね」

クライン「ぶっちゃけるとヨームよう。俺、おめえがマジで好きだわ」

妖夢「なっ! ななな、いきなり告白ですか?」

クライン「だってよう、ゲームクリアしちまったら、離れちまうからな」

妖夢「――そうですね。あの、告白してくださって、ありがとうございます。
   前向きに検討したいと思います。真剣に」

クライン「えっ? それってまさか……」

妖夢「でもその前に、茅場を倒さないといけませんね」


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