過去ログ - 妖夢「これがソードアート・オンラインですか」
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55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/15(月) 09:37:41.41 ID:yDP7SWGp0
●世界樹

キリト「なんてこった……どこにも空中都市なんてない。ここはもう、ほとんど頂上のはずなのに」

チルノ「いくら歩いても、枝と葉っぱしかないね」

ユイ「アルフらしき、NPCの反応もありません。皆無です。不自然です」

キリト「とにかく写真だ。証拠を片っ端から写すぞ」

チルノ「わあい。悪を暴くんだ」

オベイロン「――困るなあ、いきなりそんなことをされたら」

キリト「誰だ!」

チルノ「くどくて変な顔、変な顔のおっさんだ」

オベイロン「僕の名は妖精王オベイロン。きみたちが崇める、この世界の支配者だよ。
      正規の手段を踏まずに世界樹に侵入してくるなんて、オイタが過ぎたね。
      これはスプリガンとウンディーネに、きついペナルティを与えないといけないなぁ」

チルノ「ここまで攻略したぞ。アルフに転生させろ。あたいはずっと空を飛ぶんだ!」

オベイロン「いや、これは不正な手段だ。だから悪い子にはアルフの町も、謁見の間も見えないんだよ」

キリト「それは理屈としておかしい。あの試練は、あくまでも世界樹の上へと転移する手段にすぎない
    ――そういう設定で、個別の事象のはずだ。俺たちは方法こそ違えども、
    きちんと実現可能なルールの範囲内で、フェアネスに則ってここまでやって来た」

オベイロン「残念だけど、想定の範囲外ってやつだよ。
      うん、何事にも例外はあるんだよ。だからね、不正はいけないな」

キリト「だから不正じゃないと言っている……須郷」

チルノ「あれ、固まったぞこの変なおっさん。すごー?」

オベイロン「……そうか。そうかそうか、きみは――データを参照させて貰うよ……なるほど、
      やはりまさかな、英雄くんがこんなところまで出張るとは、どこまで僕の邪魔をすれば気が済むんだい」


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