過去ログ - 操祈「好きでこんなことやってるわけじゃないわよぉ」美琴「その、ごめん」
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/15(月) 10:25:50.61 ID:cB3TxE+Go


(自分の取り巻きと私が会話してたからって邪魔しに来たのか……ということは近くにいる?)


 美琴の目が細くなった。
 超能力者第三位・御坂美琴は電磁能力者の頂点であり彼女は電磁波を『見る』ことができる異能をも有している。
 電磁波とは例えば光である。それは通常の人間が見ることができない紫外線赤外線も当然含まれる。

 つまりは、壁の向こうの人の体温程度ならば簡単に『見る』ことができるのだ。

 だが、


「―――いない?」


 その特別な脳で周囲を見渡したが数十メートル以内に存在する人物はフラフラと足を進めている縦ロールの少女だけだ。
 食蜂操祈の能力の範囲はとても広い。そのことを美琴は目の当たりにしている。
 だから『視界』の中に食蜂操祈の姿がないことそのものは不思議ではない。
 だが、『この場所』にいないというのであれば―――食蜂操祈が能力を発動させた意味が理解できない。

 少なくとも美琴と縦ロールの少女との会話を邪魔するためのものではないことは推測可能だ。



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