過去ログ - 操祈「好きでこんなことやってるわけじゃないわよぉ」美琴「その、ごめん」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/15(月) 10:22:03.45 ID:cB3TxE+Go


 だからこそふたりの時間軸はなかなか合わない。
 無理に合わせようとすれば合わせられなくもないのだが強いてそれをしようとは思わない。

 妹達に関わる事件や学園都市中のヒーローが大集合という事件で緊急的なコンビを組んだこともある。
 性格的完全に信用できるわけではないが彼女の中に何かしらどうしても譲れないものがあって、
 その件に関しては認めざるを得ない。

 この学園都市において御坂美琴に比肩しうる存在はわずかしかいない。
 超能力者としての順位は確かに美琴の方が上だがそれが素直に格付けであるわけでもない。
 直接戦闘能力は皆無だが精神を操作できる能力者としては頂点に君臨するだけあって美琴としても衝突は避けたい相手だ。

 いや、正確に記述しよう。
 互角なのだ。いい意味でも悪い意味でも。
 だからこそ意識するし無視を決めつけたりもする。

 むしろ負けている部分もある。
 周囲に撒き散らす人を惹きつける黄金色のオーラとか、中学生とは到底思えない豊かな乳房とか。
 特に後者はシャクに触る。触りすぎる。

 そんな相手が度々行方をくらませる、という情報は美琴の心の中の琴線に触れた。
 また何かしら良からぬことを……と警戒を強める一方で純粋な好奇心が湧き上がってくる。


「女王のことですから特に心配をするようなことはないのですが、
 派閥の采配はどうしても女王にやっていただかなければ困ることもありますので。
 できれば連絡を取れる場所にいてほしいのですけれども」


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