過去ログ - 佐天「100点を取れる能力かぁ」
1- 20
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/15(月) 19:58:07.13 ID:Qm/PRGz90
そう言うと佐天は男の手を初春から振りほどいた。

男2「お姉ちゃんなかなか元気だねぇ」

男3「その方が後で興奮するよな」

男たちはその場で笑い始めた。
下品な会話が飛び交っている。
その隙に初春と逃げ出す。
その、はずだった。

佐天「あなた達、中学生によってたかって恥ずかしくないんですか?」

男「あぁ?」

私は今何を言っているんだろう。

佐天「もしあなた達が私の友達だとしたら即縁を切りますね」

馬鹿だ。 私は馬鹿だ。
私は別にヒーローになんかなりたい訳じゃない。
こういう人たちに説教をかましたい訳じゃない。
……自分がそんな器ではないことは分かっている。
私が発現した能力なんて100点を取る、そんな自分のことしか考えていないような能力なんだから。
おそらくこれは能力のせいなんだろう。
ぼやぼやとした頭の中で、佐天はこんなことを考えていた。
次にこれは何に対する100点なんだろうと思考を凝らす。
悪に説教をかまして改心させる100点ならまだましだ。
改心させられれば被害を被ることはないだろう。
しかし、これは……

佐天「あなた達、すごくダサくてカッコ悪くて醜いです」

人を怒らせる100点なのではないだろうか。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
30Res/15.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice