過去ログ - 魔王「弱くなりたい」 側近「は?」
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47: ◆QgglP00/SI[saga]
2013/08/04(日) 15:32:58.74 ID:UQpsM2HAO


魔王「さてと、買い物も済ませたし、そろそろ行こうかな、またね看板娘ちゃん」

看板娘「ええまたね、魔王お兄ちゃん」

側近「まずはどこに行くんですか?」

魔王「とりあえず土の国の祠かな?そしたら火の国行って風の国行って、船で光の国だな」

僧侶「そこで折り返して、また船で風の国に戻って、今度は水の国を通って帰ってくればよさそうですね」

側近「それなら一通りまわれますね、最後に闇の国の祠に行くと」

魔王「大体決まったね、じゃあ出発!」

勇者土「ちょっと待ってよ!アンタ本気で封印をするつもり?」

魔王「そうだけど?」

勇者土「信用出来ないわね」

僧侶「そんな事はありませんよ、魔王さんは素晴らしい方ですから、敵であった私にも救いの手を差し伸べて下さいましたから、きっと神の御加護があります」

勇者土「魔王に加護なんていらないでしょ!むしろあったら困るわよ」ハァ

側近「ですよね?色々とおかしいですよね?」ウンウン

魔王「まあとりあえず、しばらくの間は魔王城には帰らないから、他の国の勇者にも伝えてよ」

勇者土「……やっぱり信用出来ないわ、私は簡単に魔王の言葉を信じはしない!」

僧侶「ではどうすれば?」

勇者土「簡単な事よ、私がついて行って監視すればいいのよ」

側近「えっ?」

魔王「あーいいよ、人数が多い方が旅は楽しいし」

僧侶「これも主のお導きですね」

勇者土「アンタがちゃんと封印をするかどうか、しっかりと見張ってやるからね」ビシッ

魔王「じゃあ改めて出発!」スタスタ

僧侶「確かもう少し東でしたね」スタスタ

勇者土「ちょっと他の勇者にハト飛ばしてくるわ、魔王がしばらく留守にしてるって」スタスタ

側近「えぇー?……まあいいか、これで私の負担が減るかもしれないし」


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