過去ログ - あずさ「天使と女」
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62:ちょい修正 ◆/qOAOBHfFg[saga]
2013/07/16(火) 22:26:18.17 ID:3a9QSHOOo


人間はどんな環境にも慣れるのかもしれない。

九月も中頃を過ぎる頃には、誰一人として弱音を吐く者はなかった。


春香「次は新潟かー。新潟って何が美味しいんでしたっけ?」

律子「地酒とお米とか?うーん、あんまりイメージが湧かないわねー。お酒は飲めないし」

千早「この前行った時は、地元のお魚と枝豆をいただいたわ。けど、もう枝豆って時期でもないわね」


不満の矛先は、表向きプロデューサーさんに向けられていたけれど、
私達の人気が上がるにつれて、本気で批判するようなことは少なくなった。
仕事先の待遇や業界内の評判も段々と良くなってきていた


それまでは遠征先で泣き出す子を、大抵、私と真ちゃんで慰めていたものだ。
皆、三日と同じ土地で寝ない様な忙しい生活を、もう特別なものと思わなくなっていた。





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