過去ログ - パワプロ〜君といた日々〜
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/17(水) 03:49:02.54 ID:RKMsUADDO
悔しがる恋恋ナイン
同点弾に喜ぶあかつきナイン...
大杉は左肩が千切れる思いで5番打者をセンターフライに打ち取った...
大杉「みんな、ごめん!大事な所で...」
捕手「あほ!心配すんな!この回でサヨナラといこうぜ!」
ナイン「そうだ!そうだ!」
はるか「大杉さん!お疲れ様です!ドリンクとタオルです」
大杉「ありがとうはるかちゃん...」
監督「大杉くん?三番まで回るけどバッティングは大事なの?」
大杉「打たれたぶん、サヨナラ狙います!」
あおい「左肩...大丈夫?」
大杉「...まあね笑」
笑って見せたけどもう使い物にならない...この回で終わらせないと

猪狩は149台のライジングショットを幾度なく使い1,2番と三振で仕留めた...

大杉「次は俺か...」とゆったりとバッターボックスと歩いて行く...
やけに視界が霞むな...
左肩の痛みにもう体までもが限界に近づいていたのだ...
猪狩進「大杉さん...もう体が...兄さん!!この人を打ち取ったら....」
猪狩守「ああ、勝ち目は我らあかつきにあるって事さ!!」
ライジングショット!
スパーーーン!!ストライク!!
147km
大杉(やべえ...いよいよボールも見えなくなってきちまったか...)

2球目も146kmのライジングショット...
だが大杉はバット振った...もうとっくにミットの中に入っているのに...
恋恋ナインは目から涙が流れていた...
監督「あのこ...もう...」
はるか「大杉さん...」
ナイン「キャプテン...」
猪狩守「君って奴は...ライバルとして相応しいよ...だが僕らは君を打ち取って3連覇させてもらうぞ!」
大杉は完全に気力をなくしかけていた...
あおいはそれを見ているのにも辛かった...
あおい「大杉くん!!約束守ってよね!」
!!!!約束...そうだ俺は約束したんだ、、、
このメンバーで甲子園を優勝するって、あおいにウィニングボールを渡すって!
ここで気力を失う訳にはいかない!!
大杉は全身に秘めていた物をバットに込めた...
猪狩守「死んだ魚の目はしていない...以前と...いやそれ以上気力に満ちているね」
あおい「大杉くん!」
ナイン「かましたれーー!」
猪狩進「兄さんここは一ky.....」
猪狩守「進、ここは全力ライジングショットだ!」
大きく振りかぶって猪狩守の今日1番のライジングショットを放つ!
球速は...今日MAXの152km!!!!!
大杉「負けてなるものか!!」
これが俺たちの恋恋野球部の全てだ!

カキーーーーーン!!!!!
ボールは高々にレフトスタンドに上がっていく...
球場の人は皆ボールを目に追っていく...
猪狩守は笑いながら完敗だと口を漏らす...
ボールはレフトポールに直撃しボールはレフトの前に転がった...

サヨナラホームランを決め恋恋野球の初甲子園初優勝を飾った...
大杉はダイヤモンドをゆったりとゆったりと走る...3塁まで来たところを猪狩守が声をかける...
猪狩守「君には今回負けたが次は負けない...お前に打たれないストレート...ライジングショットを超える物を投げてやる!!」
大杉「はは...マグレだよマグレ...」
猪狩守「ふん、凡人の君が言うんだマグレって事にしといてやる...レフト!ボールを投げろ!!」とレフトに指示をする
大杉「?」
猪狩守「君達、恋恋野球部のウィニングボールだ...」
大杉「ああ、、、」
ボールを受け取り大杉は恋恋ナインが待っているホームベースにゆったりと歩いて行くのであった...




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