189: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/07/25(木) 23:55:27.68 ID:PWQhnxBN0
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190: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/07/25(木) 23:56:35.29 ID:PWQhnxBN0
目が醒める。そして――
――今日も地下室を廻る。
191: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/07/26(金) 00:02:15.21 ID:9YriK9cV0
「この子は動物じゃないよ？」
「どれかしら」
192: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/07/26(金) 00:02:59.87 ID:9YriK9cV0
「それじゃあ、私も素体だったの？」
193: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/07/26(金) 00:04:08.20 ID:9YriK9cV0
「勿論よ。でもあなたはあなたなのよ」
「どういうこと？ ほむらちゃん」
194: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/07/26(金) 00:08:24.18 ID:9YriK9cV0
「シカメ？」
195: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/07/26(金) 00:09:01.47 ID:9YriK9cV0
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196: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/07/26(金) 00:09:34.08 ID:9YriK9cV0
私は辺りを見渡す。地下空間に広がる実験台、素体、触媒、溶媒の多くが散乱していた。
197: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/07/26(金) 00:10:43.83 ID:9YriK9cV0
へし折っただけで済むはずはない。
「あの子」を冒涜した犯人を見つけ出さねば。
198: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/07/26(金) 00:11:21.74 ID:9YriK9cV0
美樹さやかではない。この位置、佐倉杏子。
199: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/07/26(金) 00:12:40.98 ID:9YriK9cV0
『どうしてわかったんだ？』
「あの子は、心優しい子なの。慈悲深い子なの。
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