過去ログ - ほむら「私のただひとりの友人」
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5: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/07/16(火) 21:04:42.06 ID:+YqroR/10

目が覚めた。幾日も、この日を待ちわびていた。
左手で眼鏡を探し、ベッドをリクライニングさせる。


「目、覚めましたね。暁美さん、吐き気は無いですか」

「はい。胸は少し響くけど、体調は凄くいいと思います」

「それは良かった。輸液は交換しましたから。もし変だな、と思ったらナースコールで呼んでくださいね」

「あれ?私のリボン知りませんか」

「床に落ちてたのでテーブルに置きましたよ」


ほら、ここ、と指差す看護師。
私は看護師の手を払いのけ、リボンを身につける。


「それだけ元気ならすぐ退院出来るでしょうね」

医師と看護師は微笑みながら病室を出て行った。

「さて、勉強しないとね。半年も寝たきりだったんだもの」




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