過去ログ - ほむら「私のただひとりの友人」
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8: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/07/16(火) 21:13:34.11 ID:+YqroR/10
運命の日。25日

廊下

私が入室すると、クラス全体にどよめきが沸き起こる。
頭から垂れたリボンを撫でながら、教卓の脇に立った。


「それじゃ、自己紹介行ってみよ」

「暁美ほむらです。よろしくお願いします」

無事、何事も無く、難なく挨拶を済ませ、私は席に座る。

私の体調は随分と回復した。
退院後から編入までの間は特に、である。

環境とは不思議なものだ。外に出て散歩するだけで、頭の回転が早くなり
視界も拓け、聴力も研ぎ澄まされる思いがした。



「凄いキレイな髪だね、シャンプーは何を使ってるの」

などと、外見の話題から始まった質問攻めにも難なく応答が出来た――

「部活はしてませんでした。指輪も物心付いたころから付けてて・・・多分東京の雑貨屋だと」




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