過去ログ - ほむら「私のただひとりの友人」
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90: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/07/19(金) 16:33:34.99 ID:MA35QhFP0

■戦争


あの子の存在は創りだせた。

次はあの子そのものを宿したい。

魂や錬金術に関する書籍を片っ端から集め、時間の許す限り、読みふける日々だった。



休日は市街へと足を運び、閲覧禁止の棚を探しては頭に詰め込む日々だった。

勿論、あの子に今すぐ逢いたいという気持ちも無視できない。

あの子で満足するわけにはいかなかった。


あの子は、あの懐かしく、暖かい桃色の光は持ち合わせていなかった。

あの子は、姿形がよく似た只の器に過ぎない。








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