9:1 ◆lWfjP4x3Ao[saga]
2013/07/16(火) 21:07:39.35 ID:4aigMyjso
そうして、今朝を迎えました。
母は、試合前だからと、珠美ちゃんに沢山食べさせようとして、
珠美ちゃん、さすがにちょっと困った顔してました。
朝食を終え、私はイベントの準備のため荷造りしていますと、
玄関の方で身支度している気配を感じて、玄関に向かいます。
時間的にも、珠美ちゃんの出陣する時間です。
歌鈴「いよいよ試合ですね!頑張ってくださいっ!」
珠美ちゃんが靴を履く後ろ姿に声をかけます。
珠美ちゃんは立ち上がり、こちらを向いて
珠美「はいっ!今回は初の先鋒です!必ずや勝ってまいります!!」
珠美ちゃん、これまでずっとアイドルと剣道を頑張ってきて、
それでも剣道はずっと補欠だったのですが、
今回、始めて試合に出れるということで、気合十分という感じでした。
そんな珠美ちゃんが試合で頑張れるように、
歌鈴(え、ええっとたしか、こういう時は…)
歌鈴「ご、ご武運をっ!」
何かの映画かドラマかで見たように、私は敬礼します。
珠美「はい!行ってまいりますっ!」
珠美ちゃんは元気よく玄関を出て行きました。あの様子なら、きっと
今日は勝って帰ってくるでしょう。
いつもの笑顔がはちきれんばかりになって帰ってくるであろう珠美ちゃんを思いながら、
私もイベント会場へ向けて出発しました。
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