27:CqXydUnO0[saga]
2013/07/18(木) 23:37:33.87 ID:CqXydUnO0
ポン、とやよいの頭に酷く優しく、けどどこか力強く手を置く。
その瞬間、まるで肩の荷を半分持ってもらったような、とても体が軽くなる感覚を得た。
やよい「あ…、はい…!」
P「俺で力になれるか解らないけど、全力で手伝うよ!!」
やよい「有難う御座います!! ……すみません、忙しいのに……」
P「なぁに、やよいの家族のため、全然大丈夫だ! ほら、早く探さないと!」
やよい「……はい!!」
長介「じゃあ、にいちゃんと俺はこっち! やよいねーちゃんはそっちな!!」
やよい「うん、わかった! 長介も気をつけるんだよ!」
弾かれるように、お互い正反対の方向へ走り去る。
聞こえるのは、雨が屋根や地面にぶつかる音と、雨を踏みしめる音だけだ。
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