過去ログ - 八幡「俺と奉仕部のその後」 -SS速報VIP

過去ログ - 八幡「俺と奉仕部のその後」

↓ 1- 覧 板 20

129: ◆GF/UbnOzuM[saga]
2013/08/11(日) 22:20:27.25 ID:3zFn7cmmo
そんなことを思い出してると、表情に出てしまったのだろうか、戸塚が心配そうに顔を覗き込んでくる。

「八幡、大丈夫？」
「あぁ、大丈夫だ。あ～、何か俺に用事があるのか？」

以下略

130: ◆GF/UbnOzuM[saga]
2013/08/11(日) 22:22:25.80 ID:3zFn7cmmo
「えっと……」

恥ずかしそうにうつむいていた戸塚の目がゆっくりと俺をとらえる。
頬はわずかに上気し、何かを言いたげにフルフルと震えていた唇が何か決意をしたかのように一度キュッと結ばれると、ぷるぷるした唇が開かれ言葉が飛び出した。

以下略

131: ◆GF/UbnOzuM[saga]
2013/08/11(日) 22:23:59.33 ID:3zFn7cmmo

以下略

132: ◆GF/UbnOzuM[saga]
2013/08/11(日) 22:26:00.00 ID:3zFn7cmmo
何か考えるように目を伏せて歩いていたが、俺の視線に気づくとどうかしたのとごまかすように問いかけてきた。

「あ～、俺たち駅に向かってるんだよな？」
「もう、八幡まだ寝ぼけてるの？駅の近くで遊ぶんでしょ？」

以下略

133: ◆GF/UbnOzuM[saga]
2013/08/11(日) 22:27:29.24 ID:3zFn7cmmo
「えっと、今日はなにしよっか？前ゲームセンター行ったから今日はカラオケにする？」
「ん、まぁカラオケでいいだろ」
「えへへ、二人で行くのは初めてだね！」

以下略

134: ◆GF/UbnOzuM[saga]
2013/08/11(日) 22:29:35.02 ID:3zFn7cmmo
そんなことを考えているといつの間にか駅に到着していた。
前回戸塚と遊びに来た時とは違い、行先はカラオケと決まっていたので特に足踏みすることもなく目的地へと向かう。

この近辺にはほかにカラオケがないため、ここ、ムー大のカラオケはたまに（一人で）利用させてもらうのだが、高校から歩いてこれる距離にあることもあり、同じ高校の生徒と遭遇してしまうことがあるのが瑕だ。

以下略

135: ◆GF/UbnOzuM[saga]
2013/08/11(日) 22:30:37.13 ID:3zFn7cmmo
二人で受け付けをすませ、ドリンクバーで飲み物をもらって部屋へと向かう。

ちなみに今日はカップルデーだったらしく、戸塚が女性と間違えられていた。
あたふたとあわてて謝る受付の女の人がかわいかったがそれ以上に「ボク、男、なんですけど……」と恥ずかしそうに訂正する戸塚がかわいかったです。

136: ◆GF/UbnOzuM[saga]
2013/08/11(日) 22:32:33.97 ID:3zFn7cmmo
部屋に入ると、青みがかったライトが薄暗く部屋を照らしており、壁側に設置された液晶には最近出た女性ボーカルのJ-POPのPVが流れていた。
コンビニなんかでもよく流れている曲で、聞き覚えのある曲だ。
戸塚も聞いたことある曲らしく、やけにテンションをあげて楽しそうにはしゃいでいる。

「わ、この曲もう入ってるんだ！歌おうかな」

以下略

137: ◆GF/UbnOzuM[sage]
2013/08/11(日) 22:34:10.49 ID:3zFn7cmmo
ー

ーーー

ーーーーー

以下略

138: ◆GF/UbnOzuM[saga]
2013/08/11(日) 22:35:45.80 ID:3zFn7cmmo
ーーーーー

ーーー

ー

以下略

139: ◆GF/UbnOzuM[saga]
2013/08/11(日) 22:40:07.05 ID:3zFn7cmmo
別れようとする俺を、戸塚は引き止めた。
え、なに、今日は帰りたくないとかそういうの来ちゃいますか？
そんなことは淡い希望に過ぎず、戸塚は真剣な表情で聞いてきた。

「八幡、悩んでることあるでしょ？」

以下略

211Res/75.45 KB

↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ