過去ログ - 八幡「俺と奉仕部のその後」 -SS速報VIP

過去ログ - 八幡「俺と奉仕部のその後」

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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/19(金) 21:41:14.80 ID:WCNrp0DN0
ふむふむ、続けたまえ

25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/19(金) 21:50:37.06 ID:EtHCIohbo
続き落とします

26: ◆GF/UbnOzuM[sage]
2013/07/19(金) 21:54:54.83 ID:EtHCIohbo
>>1です
酉つけときます

【2】もう一度、彼は自ら彼女に近づく

以下略

27: ◆GF/UbnOzuM[sage]
2013/07/19(金) 21:58:26.25 ID:EtHCIohbo
「よぉ」

そういえば、由比ヶ浜と話すのはあれ以来か。

『ああいうの、やだ』

以下略

28: ◆GF/UbnOzuM[sage]
2013/07/19(金) 22:00:31.26 ID:EtHCIohbo
最初こそ他人の表情をうかがって自分の行動をそれに合わせていた由比ヶ浜だが、雪ノ下と出会って以来、ちょっと適当に生きるようになったようだ。
それでも由比ヶ浜が人のやり方を丸々否定するのは初めてだったのだろう。
元が元だから、そのことを後ろめたく感じてもおかしくない。
今の由比ヶ浜のとってつけたような笑顔はそのためだろう。

以下略

29: ◆GF/UbnOzuM[sage]
2013/07/19(金) 22:03:43.91 ID:EtHCIohbo
奉仕部に入ってから、俺はこいつの色々な面を見てきた。

最初にわかったことは、そうだ、こいつはビッチに見えるが処……ゴホン……らしい。
何思い出してんだ俺は。

以下略

30: ◆GF/UbnOzuM[sage]
2013/07/19(金) 22:05:05.71 ID:EtHCIohbo
あと、馬鹿。語彙が少ない。
俺のこと罵るときも基本「キモい」しか言わない。
もうちょっと雪ノ下を見習え。
あそこまで流れるような言葉づかいで罵られてると逆に褒められてる気分になる。
そしてすぐに罵られてることの気づいて凹む。

以下略

31: ◆GF/UbnOzuM[sage]
2013/07/19(金) 22:08:11.07 ID:EtHCIohbo
とにかく、彼女は俺や雪ノ下にはないものを持っている。
それゆえ、彼女は俺、そしておそらく雪ノ下にとっても、眩しい存在だ。
彼女の光は、最初は近づきがたく、今は少し離れがたく、そして常に暖かく。
だがそれらの光の本元は出会ったころも今も変わっていない。

以下略

32: ◆GF/UbnOzuM[sage]
2013/07/19(金) 22:10:03.49 ID:EtHCIohbo
結局為すか為さぬかは自分の意思に従って決めること。
では、俺の意思とは？
俺はーーーーー由比ヶ浜のこんな表情を見るのが嫌だ。
彼女にはもっとバカっぽい表情が似合っている。
だから、この際うぬぼれでも構わない。

以下略

33: ◆GF/UbnOzuM[sage]
2013/07/19(金) 22:11:46.47 ID:EtHCIohbo
"彼女はこれまで俺に歩み寄ってくれた。
貸し借りを残すのは俺の流儀に反する。
だから今回は俺から一歩、彼女に近づいてみても良いだろう。"
だから今は、少しでも自分らしい言葉でこの気持ちを納得させておこう。

以下略

34: ◆GF/UbnOzuM[sage]
2013/07/19(金) 22:13:57.87 ID:EtHCIohbo
「ばっ、なにみっともない大声張り上げてんだよ。大声大会にでも出んの？」
「は！？何その突っ込み！っじゃなくて！急にい、いいいつ暇とか！ズルいし！あときょどっててキモい！」
「なんでズルいとかになるんだよ。キモいはまぁ、そうか、キモかったか……」
「やっ！ごめん！そうじゃなくって！えっと……その、び、びっくりして、あと、ちょっとう、嬉しかったというか……ふへへ」
「そ、そうか……」

以下略

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