過去ログ - 澪「憂ちゃん、唯の真似をしてほしいんだ」
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[sage saga]
2013/07/19(金) 11:06:08.85 ID:7lm8w+abo
憂「あ、クッキーまだありますよー。食べます?」
澪「い、いや……今はいいかな……」
憂「じゃあじゃあ、後で勉強見てくれませんか?」
澪「う、うん……それなら……うん」
憂「やったぁっ」
……母性、どこいったんだろう。
でも、後輩に頼られるっていうのはもちろんそんなに悪い気はしない。憂ちゃんだってやっぱり歳相応の後輩なんだ、って見ると……かわいい、と思う。
勉強といえば、唯に頼られていた頃も嫌じゃなかった。むしろ嬉しかったな。ついさっきも、昔より頼られることが減ってしんみりしてしまったくらいには。
……友情は永遠だと信じていたのに、そこだけしんみりしてしまうっていうのも何か不自然な気もするけど……理由はわからない。
頼られることが減ったなら、和のように唯の成長を喜べばいいのに……
澪「……あ、そうだ」
憂「?」
澪「勉強のことだけど、もちろん全力で見るけど、それでもたぶん和よりは教え方とか下手だと思うんだ」
憂「うーん……そのあたりはわかりませんけど、和ちゃんも最近目標が出来て少し忙しいらしくて」
澪「あ、そうなんだ……」
頑張る和を静かに応援したい、ということだろう。私もそれには同意だから、今日は和の代わりが務まるように気合を入れないとな。
それにしても和の目標ってなんだろう。後で聞いてみようかな。
……あと、ちゃっかり憂ちゃんからちゃん付けで呼ばれていることについても。
憂「そういうわけで、今日はよろしくお願いします澪先生!」
澪「う、うん、頑張るよ――」
ノリのいい憂ちゃんに終始気圧されていると、玄関扉の開く音が響いた。
帰ってきたのは、たぶん……
唯「たっだいまー。あー! 澪ちゃんだ!」
澪「やっぱり唯か。お邪魔してるぞー」
憂「おねえちゃんおかえりー」
唯「ただいまーういー。ところで二人でイチャイチャしてるみたいだけど私も混ぜて!」ギュー
澪「ええっ!? おいっ、唯ぃ!」
抗議の声と同時に私の反対側の腕に唯が絡みついてくる。
しまった、さすがに唯のこの行動はいくらか予測できたはずなのに……
唯「えへへー、みーおちゃーん」ギュー
憂「みーおさーん」ギュー
澪「……あ、暑い……」
……和に聞いておくことがもうひとつ増えてしまった。
こういうときの対処法、きっと和なら知ってるはずだよね……
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