30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/19(金) 21:29:36.66 ID:4NrW58rO0
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あずさ「……」
P「……あずささん?」
あずさ「ずっと……ずっと我慢してました……くだらないプライドで自分を偽って、無理やり笑顔の仮面を被って……ずっとずっと……プロデューサーさんへの気持ちを隠して過ごしていました……」
P「……うん」
あずさ「下手にお姉さんぶって……我慢してたのに……もう……私も限界です……」
P「うん……」
あずさ「……私も好きです……大好きです! 愛してます! ずっと伝えたいと思ってました! 私と付き合ってくださいプロデューサーさん!」
P「……喜んで!」
あずさ「プロデューサーさん……んっ……」
薄暗い部屋の中で抱き合う私とプロデューサーさん
ずっと……ずっと……夢見ていた二人の時間
その夢が現実となり重なり合う唇
ずっと……待ち焦がれていたプロデューサーさんの体温……
ヒュー……ドーン……
カーテンを閉め忘れた窓の外で、眩い光が一瞬にして咲いて消えた
ドーン……
ドーン……
パラパラパラ……
咲いては消え、咲いては消えを繰り返す儚い華
その儚さを憂う事なく、何度も口付けを繰り返す私達
私達の恋は始まったばかり……心恋で留まっていた私の想いが行き着く先を知った今、この恋が花火のように儚く消える宿命を持っているとは思えない
だって……プロデューサーさんは儚い花火を見る事なく、花火が放つ光に照らされた私の目を見つめてくれているんだから……
おわりおわり
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