過去ログ - シン「俺は春香のプロデューサーだ」
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20: ◆sIwGJs3.BM[saga]
2013/07/20(土) 00:25:53.51 ID:2c0GB8320
ラクス「ですが、千早さんの歌、真さんのダンス、そして美希さんのビジュアルを見てわかる様に、
本当の天才は時にコーディネイトされた者すら超越します」
ラクス「多くのナチュラルはそれを卑下にするでしょうが、私はそうは思いません」
ラクス「それは私の父、シーゲル・クラインも同じ想いでした」
千早「コーディネイターとナチュラルの交配によって、コーディネイターが自然へと回帰する方法を提言された方……ですね」
ラクス「ええ。ですがそれは簡単ではありません。私がいくら歌おうが、いくら平和を叫ぼうが、人々はやはり、欲望を持ってしまいます。
――春香さんの言った様に、ナチュラルには、報われない方が大勢いらっしゃいますから」
シン「――まるで、コーディネイターだけが正しいみたいな言い草だな、ラクスさん」
ラクス「シン。いいえ、そのようなつもりで言ったのでは……」
シン「……分かってるよ。意地悪く言って悪い。それより今日は帰るぞ。
ナチュラルとコーディネイター遺伝子総論ははまた今度、今度はテレビの前で話すんだな。――脚本に塗れた、な」
ラクス「……意地悪ですわね」
シン「……俺はまだ、アンタを許してないからな」
ラクス「ふふ、ですが今日は、頼っていただけましたね」
シン「利用できるもんは利用するさ。――迎え、来てるぜ」
ガチャ
キラ「ラクス、お疲れ様」
ラクス「あらキラ。迎えに来て下さったのですか? ありがとうございます」
キラ「シンも、ラクスの気分転換に付き合ってくれて、ありがとう」
シン「別に。こっちも必要があったからやっただけです。――さっさと連れ帰ってください」
キラ「うん。じゃあ、失礼するね」
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