過去ログ - モバP「凡人と第六感」
1- 20
147: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/09/01(日) 06:59:43.00 ID:GlcPGu06o
 やはり、一人で入るのが心細かっただけの話のようだ。彼に導かれるように歩くと、すんなりと拍子抜けするほど簡単に、私はシンデレラガールズの社屋に迎え入れられる。

 だが、迎えられたのは、社屋だけではなかった。

 エントランスホールにあったデスクは既に片づけられており、あとは受付に人が配置されればいつでも稼働状態となりそうだ。稼働となれば、結構な人数が行きかうはずのエントランスホールはがらんどうとしている。

 そんな中、待ち合い用のベンチに座り、彼は居た。

「うむ、ようやく来てくれたかね。首を長くして待っていたよ、Pくん?」

 目を疑った。そこにいたのは、紛れもなくこの社屋の主であり、絶対的な権力をもつ存在。その彼が、私を待っていた。恐れ多いことだと、私は思わず腰を折りそうになる。

 だが、それを社長が制止した。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
217Res/148.60 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice