191: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/09/09(月) 21:45:10.19 ID:0nmeJ36Po
「ふふっ、目が泳いでいるわよ?」
『仕方がないじゃないですか、千秋さんはお美しいのですから』
「っ、もう、Pさんったら」
そんな軽口を交わし、私は少し跪いて千秋さんを見上げる。
『必ず、必ずトップアイドルへエスコートして見せます、千秋さん』
絹の様な純白の肌と、黒檀の様な漆黒な髪。そのコントラストが織りなす、彼女の表情はどこか神秘的で、どこか魅力的で。私は思わず凝視してしまう。
そんな、彼女に魅了されてしまった私に、千秋さんはじっと視線を返し、言う。
「期待も、信頼もしているわよ、”プロデューサー”。私の隣に、ずっといてちょうだい、お願いよ」
彼女はそう微笑んだ。その微笑みは、私の人生で一番、輝いて見えた。
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