202: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/09/14(土) 04:14:29.35 ID:rrrgeDjMo
「はは、そうだったか。いや、なんだ。今日の大晦日フェスに、うちのアイドルも出るのでね。こうやって挨拶もかねて、会いに来たわけだよ、Pくん」
そういうと社長は、鷹揚そうな笑みを浮かべると私の背を叩き、笑った。あの時と何ら変わっていない。私はそれに少し嬉しくなり、思わず笑みが零れる。
『ああ、千秋さん。こちら、私が以前所属していた事務所の社長と、元同僚の一番手プロデューサーさんだ』
「初めまして、黒川千秋よ。以後お見知りおきくださると、嬉しいわ」
「一番手プロデューサーです。いやぁ、しっかし、Pさんが今をときめく黒川千秋さんのプロデューサーになってるなんて、思いませんでしたよ」
一番手プロデューサーは、そんなお調子者らしい、へらへらとした笑みを浮かべながら、千秋さんを見て、そして私に笑いかける。
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