92: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/08/17(土) 05:41:17.55 ID:4Y+/Hkh9o
「はい、どうしました、Pさん?」
『本日の営業なのですが……』
そう切り出すと、二番手プロデューサーは少し苦笑し、
「いや、いつもすみません。もう少し我々がしっかりしていれば、Pさんに専門外の仕事をさせずに済むのですが」
申し訳なさそうに、彼は頭を下げる。それに対し、どこか罪悪感を抱いた私は、
『いえいえ、そんな。こちらこそいつもお役に立てず、申し訳ございません。ただ、今日は一件だけ、仕事を取ってこれたので、一番手プロデューサーさんにお渡し頂けると……』
そういって、頭を上げるように促した。
私としては、与えられた仕事をこなせてないのはこちらなのだから、謝られるとすごく困る。そう思いながら、私は鞄から封筒を取り出した。
すると、二番手プロデューサーは少し驚いたような表情を浮かべた。
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