過去ログ - 「我こそは魔王!魔王ポチなり!!」
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6:┗┻(`・ω・´)┻┛[sage]
2013/07/21(日) 16:13:16.37 ID:0pC0a5kX0
魔王「この世界に転生して早3日か…」

魔王「一向に魔翌力が回復する兆しすら見られん…なればこの体を新たな肉体として強化するのは諦めざるを得んな」

魔王「肉体維持に関しても一切魔翌力を使えないと見るべきだろうな…忌々しい…」
以下略



7:┗┻(`・ω・´)┻┛[sage]
2013/07/21(日) 16:14:33.46 ID:0pC0a5kX0
魔王「何だこれは…?」

「ミルクねじりパンだよ、今日の給食の残り」

魔王「品目を聞いているのではない…」
以下略



8:┗┻(`・ω・´)┻┛[sage]
2013/07/21(日) 16:16:42.73 ID:0pC0a5kX0
魔王「ふらつきは改善されたようだ…礼は言っておこう、少年よ」

少年「少年少年って、僕にはちゃんと名前があるんだから、そっちで呼んでよ。たな…」

魔王「やめい!この世界で余計なことを覚えるつもりは毛頭ない!貴様の本名も含めてだ!」
以下略



9:┗┻(`・ω・´)┻┛[sage]
2013/07/21(日) 16:18:55.87 ID:0pC0a5kX0
少年「ねえねえ、えっと、第100…うう…まあいいや、魔王は、何でここに来たの?」

魔王「108代だ、ただの偶然に過ぎん…行き先を指定せず転生術を発動した結果がこれだ」

少年「普通は行き先を指定するものなの?何で転生したの?寿命?」
以下略



10:┗┻(`・ω・´)┻┛[sage]
2013/07/21(日) 16:21:16.67 ID:0pC0a5kX0
少年「僕に構う時間がなくて、具合悪いの気付かなくて、僕学校で熱出してぐでーってなって」

少年「それからお婆ちゃんが僕の面倒見るためって言って今一緒にいるんだ」

少年「お母さんがいなくなって寂しいけど、お父さんもおばあちゃんも優しくて、今はとっても楽しいよ」
以下略



11:┗┻(`・ω・´)┻┛[sage]
2013/07/21(日) 16:23:27.93 ID:0pC0a5kX0
魔王「元の世界にて、我輩は」

少年「うん」

魔王「魔族の頂点、魔王として、魔界を統べていた」
以下略



12:┗┻(`・ω・´)┻┛[saga]
2013/07/21(日) 16:25:24.71 ID:0pC0a5kX0
魔王「各地の拠点を攻められ、いくつかの国が奴の手で解放された」

少年「あちゃー…」

魔王「奴は勢いそのままに魔界へ攻め入り、我が居城に、眼前に現れた」
以下略



13:┗┻(`・ω・´)┻┛[saga]
2013/07/21(日) 16:26:50.46 ID:0pC0a5kX0
魔王「転生術で肉体を離れたときに垣間見たが、我が最大術に迫る威力だった…さすがは勇者の魔力暴走というところだろう」

魔王「あれでは互いに骨も残るまい」

少年「大変…だったんだね…」
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/21(日) 18:30:44.96 ID:6rhxEyYMo
かわいい魔王だな


15:┗┻(`・ω・´)┻┛[saga]
2013/07/21(日) 18:33:26.55 ID:0pC0a5kX0
少年「はい、コッペパン」

魔王「貴様、あれから毎日来るようになったな、暇なのか?」

少年「そうだよ、学校から帰って宿題やったらすることないしね」
以下略



16:┗┻(`・ω・´)┻┛[saga]
2013/07/21(日) 18:34:28.54 ID:0pC0a5kX0
少年「はい、サラミ」

魔王「この時間はまだ学校があるのではないか?」

少年「今日は土曜日だから休みだよ、いっぱい遊べるね!」
以下略



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