過去ログ - エイラ「なぁ、チョコミントは好きか?」
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11:もーん ◆/Pbzx9FKd2
2013/07/22(月) 01:18:28.37 ID:xwUV4WCe0



彼女の家は学校からは歩いて約30分のところに位置しているようだった。
私の家は彼女の家からは学校を挟んで正反対、歩いて15分。
それでも彼女と少しでも話せるなら、と私は彼女の隣を歩く。

新緑の匂いを乗せた風が私達を取り巻く。
夕陽が、眩しい。
夢にまで見た、彼女の隣。
それはほんの少しの間だろうが、それでも私は幸福に満たされていた。

彼女は私に何か話かけるでもなく、ただじっと隣を維持する。
私は何か楽しい話題は無いかと考える。
けれど出てきたのはどれも彼女向きの話題ではなさそうだった。
それに。
私は、私のことを知って欲しいんじゃない。
私は。
彼女のことをもっと知りたいのだ。






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