過去ログ - 進撃の女達
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5: ◆5m18GD4M5g
2013/07/23(火) 00:49:34.72 ID:IGMx8iqL0
事件が起きたのはそれから数日後のことだった。

ミサカ「痛っ!?」

アルミン「ミサカっ!?」

突然聞こえてきた悲鳴に近い声。

そして次いで聞こえてくる聞きなれたエレンの声。

エレン「大丈夫か!?」

エレンはいつもクリスタと隣り合っていて食事を取るのが当たり前になってすっかりバラバラに食事を取るのが当たり前になっていたその日の食堂。

事件が起きた。

突然聞こえてきた悲鳴の声。

見るとミサカの手から、その指の隙間から手首にかけて紅い液体が流れていた。

エレン「医務室に連れて行く! 」

バタバタとミサカを抱えてでていくエレン。

騒然とする食堂。アルミンは慌ててミサカが座っていた場所に向かう。

アルミン「これは……?」

そこに落ちていたのは乾いてない真っ赤な血の滴った手紙。

ライナー「カミソリに見えるがアルミンどう思う?」

一緒に覗き込んだライナーがすぐにその手紙の異変が目に映った。

アルミン「僕にも同じに見えるね……」

ライナー「あぁ、悪質な嫌がらせだな」

言いながら床に雑に落とし、周囲を見渡す。

ライナー「この中にこれをやった奴が居るって事か」

その台詞を聞いたと同時。

その場にいたすべての訓練生が見た。

クリスタを。

クリスタ「ち、違う! 私じゃ・・・」

クリスタは否定してその場を走って逃げだした。

??「クリスタっ!」

彼女の友人が追いかける。

残されたみんなは、どこかしらにクリスタを幻滅して見下していた。

・・・一人を覗いて。


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