14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/23(火) 13:14:25.41 ID:26c2UkQDO
その発言に怒り狂った各国の王たちは、口々に彼女を責め立てる。
「口を慎め、若造。大体、あのような者を勇者にするのがそもそもの間違いだったのだ!」
「そうだ、あれでは魔王よりもタチが悪い!!」
「この件、きちんと責任は取るんだろうな!!」
「大体、女王はどうしたのだ! このような若造をこの円卓に座らせるとは!」
その時、室内に怒声が響き渡った。
「黙れ、貴様ら。それでも王か!!」
その声は、円卓に座る王たちの中でも最も位の高い王だった。その怒声を浴びた者たちは一斉に黙り込んだ。
「大勢で若者ひとりに責任を押し付けるな。それにその若き姫君の言う通りだ。彼女が狂ったのは、我らの責任だ」
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