22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/24(水) 11:55:28.41 ID:6lCJHrFDO
そこで彼女は目を覚ました。不快な夢だ。女勇者の気分は最悪だった。
周りに転がる骸の山に辺りに漂う腐敗臭。その中で唯一、女勇者の不快な気分を癒してくれるのは眼前の筒型の容器にある美女の姿だった。
女勇者「ふふ、ふふふ、魔王ちゃん。魔王ちゃん、ふふふ、あはははは―――!」
彼女は筒型の容器に縋るように抱き着き、そこで狂ったように笑い、沈んだ気分を高揚させる。
女勇者「ねぇ、魔王ちゃん。うん……分かってるよぉ。すべて壊せばいいんだよね」
女勇者「すべて…全て全て全て全て全て! ヒトも物も世界も―――全部全部ぜぇーんぶ魔王ちゃんの為に壊してあげる」
そして彼女は立ち上がり、そのままその部屋を後にした
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