9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/23(火) 02:19:50.74 ID:26c2UkQDO
そして―――暗雲が空を覆い隠した薄暗い魔王城に到着した。
そのまま彼女は魔王の待っている地下室に降りた。
その室内には筒型の巨大な容器が設置されており、その中には絶世の美女と呼んでも違和感のない女性が容れられていた。
「魔王ちゃん、ほら今日はこんなに狩ったんだよ?」
返答はない。それは当然のことだろう。何故なら容器の中の人物はもうすでに死んでいるからだ。
「凄いでしょ、えへへ」
今の彼女の様子は実に痛々しいだろう。死体の前で淡々と独り言を言っているようなものである。
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