110:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/28(日) 21:09:25.23 ID:rx+TYTNro
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沈黙が2人を包んでからどれくらい経っただろうか。
もうそれなりに遅い時間のはずだが、まだ誰かが探しに来る気配はない。
地面の固さと、蒸し暑さと、それから眠気で、ミーナは少し参っていた。
だから会話をして少しでも気分を晴らそうかと思い立ち、またジャンに声をかけた。
ミーナ「……ねぇ、ジャン?」
……がしかし。
ジャンが居るはずのすぐ隣からは、何も返ってこなかった。
ミーナ「え……? あ、あの、ジャン? そこに居るんだよね? ねぇ……」
一気に不安になり慌てて手を伸ばしたミーナだったが、その手にはすぐに何かが触れた。
更に何度か触れ、そしてそれがジャンであることを確認でき、ミーナはほっと胸を撫で下ろす。
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